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2016/08/30

ベトナム国家大学のPhuong LE-HONG博士と、言語非依存固有表現抽出基盤システムを用いた多言語コミュニケ ーション人工知能の共同研究を開始

オルツ ベトナムにて産学連携を強化 自然言語処理研究開発が進む

パーソナル人工知能(P.A.I.)『al+(オルツ)』を開発する株式会社オルツ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:米倉 千貴 )は、ベトナム国家大学・理科校 Phuong LE-HONG博士との共同研究を開始いたしました。

Phuong博士は自然言語処理研究分野におけるエキスパートで、Vitk、vnTokenizer、vnTaggerなどの広く使われている自然言語処理ソフトウェアの著者でもあります。

この度の共同研究で、複数の固有表現抽出アルゴリズムの組み合わせ(Ensemble Learning手法)で高精度な自然言語理解や質疑応答を実現するべく研究を推進いたします。

また、Phuong博士の研究テーマである、言語非依存固有表現抽出基盤システムをオルツの人工知能基盤に統合することで、英語、日本語、中国語、ベトナム語など、人工知能によるコミュニケーションを多言語化する取り組みを行ってまいります。

 

Phuong LE-HONG博士について

 

2010年フランス国立情報学自動制御研究所 (INRIA Loraine)にて博士号を取得。2013年6月フランスLorraine大学非勤務教授。2011年からベトナム国家大学ハノイ理科校講師。現在に至る。2005年度ベトナム応用数学会最優秀応用数学者賞受賞。Vitk、vnTokenizer、vnTagger など広く使われている自然言語処理の基盤ツールの著者。