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2016/01/06

国立情報学研究所の市瀬龍太郎氏と共同研究を開始し、オントロジー研究体制を強化

人工知能の高度な理解を伴った正確な対話の実現を目指す

株式会社オルツ(代表取締役:米倉千貴、所在地:東京都江東区)は、この度、国立情報学研究所内市瀬研究室の市瀬 龍太郎准教授と、オントロジーデータの自動抽出に関する共同研究を開始いたします。

この度の提携により弊社オルツは、知識構造研究において日本国内でも最も先進的な知見を持つ市瀬准教授の技術指導の元、普段の会話からの高精度なオントロジーデータ抽出の実現に向け研究を加速することとなります。

人工知能による自律的に成長する知識データベース構造の構築を行い、生成された巨大なデータベースを効率良く対話システムに反映させることで、人間のコミュニケーションの高度な理解を伴った正確な対話を実現してまいります。

 

市瀬 龍太郎氏について

 

国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 准教授
博士(工学)

1995年東京工業大学工学部情報工学科卒業.2000年同大学院情報理工学研究科計算工学専攻博士課程修了。博士(工学)

同年から,国立情報学研究所助手,助教授を経て,2007年より,国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系准教授.

人工知能の研究,特に,機械学習,知識発見,知識共有などの研究に従事.AAAI,人工知能学会,電子情報通信学会,情報処理学会,日本認知科学会,各会員.