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2015/12/16

ベトナム人工知能研究開発拠点設置に向け、Thuyloi University教授Dr. Tung Nguyen及びその研究室と共同 研究契約締結

ベトナムでの産学連携がすすむ

株式会社オルツ(代表取締役:米倉千貴、所在地:東京都江東区)は、この度ベトナム、ハノイ市のThuyloi University教授 Dr. Tung Nguyen とその研究室と、自然言語処理及び機械学習の共同研究契約を締結いたしました。

オルツは世界初のパーソナル人工知能(以下 P.A.I.)となる「al+(オルツ)」を研究開発している企業です。今後の更なる技術の向上を目指し、ベトナムに人工知能開発拠点の設置を進めております。Dr. Tung Nguyen 教授との協力体制はその足がかりとなるものです。

ベトナムでは、昨今多数の多国籍企業が人工知能研究開発拠点の設置を進めています。それに合わせ、研究者や技術者も集まってきており、質の高い研究が進められています。

オルツでは、Dr. Tung Nguyen教授の研究室と共同で自然言語処理と機械学習の研究から開始し、順次研究体制を拡大してまいります。

 

Dr. Tung Nguyen について

 

現、Thuyloi University教授 情報技術学部学部長
ベトナム国家大学にてInformation Technology専攻。理学士及び理学修士取得。中国科学院深圳先进技术研究院にてPh.D.取得。
元、Vietnam Institute for Advanced Study in Mathematics (VIAMS)にて客員研究員。元、深圳大学 ビッグデータ研究所客員研究員。

■専門領域
人工知能、機械学習、分類理論、統計的学習理論
多次元データの回帰的アンサンブル理論

 

al+(オルツ)とは

 

al+では、利用者が普段利用している様々なSNSやアプリケーションと連携し、自動的に利用者の思考を学習。アプリケーション上に仮想的な利用者の人格のコピーを生成します。

人工知能エンジンには三段階のレベルが実装されており、各人工知能エンジンの連携が、より柔軟で人間らしい思考を実現します。

また、al+利用者全体の利用動向を常に解析しており、一利用者からは得られない思考についても擬似的な社会から自己学習する機能を有しております。利用者数の増大と共にその思考精度は加速度的に向上していき、それは利用者一個人の思考を学習する精度をも向上させます。

これらの実装により、利用者個人の人格をより正確に再現する人工知能、P.A.I.が実現されていきます。