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4月 17, 2025

ChatGPTとは?できることや活用事例、注意点を解説

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2022年11月の公開以降、インターネット上を中心に話題を呼んだ「ChatGPT」ですが、実際に利用されたことがある方も多いのではないでしょうか。ChatGPTは、生成AIを代表したサービスであり、私たちの日常やビジネスの現場で、今後さらなる活躍が期待されているサービスです。

実際に、野村総合研究所(NRI)の調査によれば、2024年9月時点でのChatGPTの認知率は72.2%、利用率は20.4%と、年々高まりを見せているようです。また、同調査によると、世界的に見れば日本からのアクセスは、米国とインドに次いで3番目に多く、国内での期待値の高さが数値からも見てわかります。活用できる幅も広く、大変便利なサービスではある一方で、ビジネスの現場で利用する際にはいくつかの注意点があります。

本記事では、ChatGPTとは何か、その仕組みや実現できること、利用する際の注意点などを解説します。また、実際の企業事例もあわせてご紹介しますので、社内での導入をご検討されている企業様はぜひ参考にしてください。

ChatGPTとは

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ChatGPTは、OpenAI社が開発した大規模言語モデルを基盤とするチャットボットです。人間が書く文章を学習し、自然な会話を行うことができます。質問応答から文章作成、要約、翻訳、プログラミング、データ分析など、多岐にわたるタスクに対応できる点が特徴です。

ChatGPTの最大の特徴は、まるで人間と対話しているかのような自然な会話ができることです。従来までのチャットボットでは、あらかじめ設定されたルールに基づいて応答するものがほとんどでしたが、ChatGPTは大量のテキストデータを学習することで、文脈に応じた柔軟な応答を可能にしました。

2022年11月に公開されて以降、その高い性能と幅広い活用方法から、世界中で大きな注目を集めています。ビジネスや教育、エンターテイメントなど、さまざまな分野で活用されており、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。

ChatGPTの料金プラン

ChatGPTは無料プランからご利用いただけます。無料プランの範囲でも、早くて軽量なモデル「GPT-4o mini」を利用可能です。

また、Plusプランでは、メッセージング・ファイルアップロード・高度なデータ分析・画像生成の制限拡大などが実現できます。Proプランでは、難しい質問に対して、より深く計算する「o1 プロモード」へのアクセスが可能になります。

▼料金プラン

・無料:$0/月

・Plus:$20/月

・Pro:$200/月

・Team:1ユーザーあたり$25/月(年額課金)

・Enterprise:お問い合わせ

Teamプランでは、ワークスペースにGPTを作成して共有できるため、社内での利用をご検討されている方におすすめです。

ChatGPTの仕組み

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ChatGPTは「Transformer」と呼ばれる深層学習モデルを基盤としています。Transformerは、文章の構造や意味を理解するのに優れており、自然言語処理の分野で広く活用されています。

ChatGPTは、まず大量のテキストデータを学習します。この学習過程のなかで、単語や文節の意味、文法規則、文脈などを理解します。そして、学習した内容に基づいて、与えられた質問や指示に対して適切な応答を生成します。

ChatGPTの応答生成の仕組みは、大きく分けて2つの段階に分けられます。まず、入力された文章を解析し、その意味を理解します。次に、解析結果に基づいて、最も適切な応答を生成します。この際には、過去の会話履歴や文脈なども考慮される点が大きな特徴です。また、学習データを増やすことで、より自然で適切な応答を生成できるようになります。

今後、Transformerの改良や新たな学習手法の開発によって、その性能は日々向上していくことが期待されています。

ChatGPTでできること

ChatGPTは、さまざまなタスクに対応できます。以下に、主な活用例について紹介します。

・質疑応答

・文章の作成

・要約/翻訳

・プログラミング

・データ分析

質疑応答

ChatGPTは、質問に対して適切な回答を生成することができます。一般的な質問はもちろん、専門的な質問や複雑な質問にも対応できます。質問の内容に応じて、過去の会話履歴などを参照し、よりパーソナライズな回答を生成することも可能です。また、質問の意図を理解しようとするため、曖昧な質問や言い回しの異なる質問にも対応できます。

また、2025年2月には、ChatGPTの新機能「deep research」が発表されました。ユーザーが質問を入力すると、オンライン情報から詳細な調査レポートが作成されます。これにより、複雑な調査タスクを自動化できることから、調査プロセスを大幅に短縮できることが期待されています。

文章の作成

ChatGPTは、さまざまなジャンルの文章を作成することができます。ブログ記事・レポート・小説・詩など、目的に応じた文章を作成できます。さらに文章のテーマやキーワード、文体などを指定することで、より目的に合った文章を作成することができます。また、文章の構成や表現方法についても提案してくれるため、文章作成の初心者でも安心して利用できます。

要約/翻訳

ChatGPTは、文章の要約や翻訳を行うことができます。長い文章を要約したり、異なる言語間で翻訳したりすることも可能です。文脈を理解し、適切な要約や翻訳を行うことができます。また、専門用語や技術用語にも対応できるため、ビジネスシーンや学術分野でも活用できます。

プログラミング

ChatGPTは、プログラミングコードの生成やデバッグを行うことができます。簡単なプログラムであれば、指示をするだけで瞬時に作成が可能です。さまざまなプログラミング言語に対応しており、コードの生成やデバッグを効率的に行うことができます。また、プログラミングの知識がなくても、ChatGPT に指示を出すことで、ある程度のプログラムを作成することができます。

データ分析

ChatGPTは、データ分析を行うことができます。大量のデータを分析したのち、傾向やパターンを抽出し、分析結果を分かりやすいグラフで表示することも可能です。また、これらのタスク以外にも、たとえばブレインストーミングや文章校正、プレゼンテーションの資料作成など、さまざまな場面で活用が期待できます。ぜひ一度、ご自身の手でその可能性を体験してみてください。

ChatGPTを活用するメリット

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ChatGPTを活用することで、下記のようなメリットが得られます。

・作業効率が向上する

・多角的な視点からアイデアを得られる

・相談相手や話し相手になる

作業効率が向上する

ChatGPTは、文章作成やデータ分析などの作業を効率化することができます。これにより、作業にかかる時間や手間を削減し、より創造的な業務に時間をあてられます。

▼文章作成の例

・記事作成:ブログの記事、レポートの構成案

・メール作成:定型的なメールの文案

・企画書作成:スライドの構成、見出しや文章案

▼データ分析の例

・抽出クエリや関数の作成

・データの可視化

・分析結果からわかるインサイトの共有

文章作成のスピードが向上すれば、コミュニケーションコストが削減されます。また、データ分析のスピードが向上すれば、意思決定にかかる時間を短縮し、競合他社よりも優位に事業を進められるようになります。その他にも、プログラミングなどの高度な技術に対する壁がなくなれば、人手不足の問題も次第に解消されるでしょう。このように、それぞれの作業が効率化されることで、働き方改革の促進にもつながるため、さまざまな観点から導入を進めるメリットがあるといえます。

多角的な視点からアイデアを得られる

ChatGPTは、さまざまな情報に基づいて回答を生成するため、人間には思いつかないようなアイデアを得られる場合があります。先入観や固定観念にとらわれることがないため、より自由な発想でアイデアを生み出すことができるでしょう。

▼アイデアの例

・新しい商品やサービス

・イベントやキャンペーンの企画案

・既存アイデアのブラッシュアップ

相談相手や話し相手になる

ChatGPTは、人間と自然な会話ができるため、相談相手や話し相手として活用することができます。

▼悩み相談の例

・上司との接し方やキャリア相談

・友人との喧嘩解消や恋愛相談

・日常生活でのトラブル解消

ChatGPT は、人間の感情に寄り添うことはできませんが、客観的な視点からアドバイスをくれます。また、いつでもどこでも利用できるため、気軽に相談相手や話し相手として活用できる点が特徴です。ChatGPT を活用することで、作業効率の向上・アイデアの創出・心のケアなど、さまざまな面でメリットを得られます。活用シーンは無数に考えられるため、ぜひ一度ご自身の手で試してみてください。

ChatGPTを活用した企業事例

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ChatGPTは、様々な企業で活用されています。以下に、具体的な事例を紹介します。

株式会社LIFULL

株式会社LIFULLは、不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」において、ChatGPT向けプラグインの提供を開始しました。ユーザーはプラグインを有効にすることで、希望条件に適した物件を探すことができます。また、ChatGPTに表示された検索結果から、LIFULL HOME'Sに直接移動し、そのままお問い合わせまで行うことも可能です。同社のサービス「まちむすび」と連携し、周辺地域に住む人の声や街の特徴といった情報まで得られるため、ユーザーは今までよりも高精度な検索を行えます。

参照:LIFULL HOME'S、国内不動産ポータルとして初めて ChatGPT向けプラグインを提供 | 株式会社LIFULL(ライフル)

アイティメディア株式会社

アイティメディア株式会社は、IT情報サイト「ITmedia」の記事作成にChatGPTを活用することを発表しました。取材・執筆・編集のアシスト全般に活用することで、業務効率の向上を目指しています。一方で、当面は情報漏えいの懸念がないものに限ること、そして「AIを使ったから間違えた」は言い訳にならないことなど、利用するにあたっての注意点をいくつか設けているようです。あくまでChatGPTは“ツール”であり、記事を書く主体は“人間”であることを掲げられています。

参照:ITmedia NEWSは記事執筆フローにChatGPTなどAIを導入します - ITmedia NEWS

弁護士ドットコム株式会社

弁護士ドットコムは、世界初の日本語版のAI法律相談チャットサービス「弁護士ドットコム チャット法律相談(α版)」の試験提供を開始しました。本サービスは「Microsoft Azure」と同社が2007年より展開している無料法律相談サービス「みんなの法律相談」に寄せられた125万件以上の相談データから抽出した質問・回答を用いたものです。誰でも24時間相談できる点が特徴で、まずは法律相談のなかでも上位の相談数を占める「男女問題(離婚、浮気、金銭トラブルなど)」からスタートするようです。

参照:弁護士ドットコム、世界初の日本語版※、AI法律相談チャットサービス『弁護士ドットコム チャット法律相談(α版)』を5月12日より試験提供開始 | 弁護士ドットコム株式会社のプレスリリース

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告事業部本部において「ChtaGPTオペレーション変革室」を設置。OpenAI社の開発した「ChtaGPT」を活用し、オペレーションにおける業務効率化の促進を目指しているようです。従来まで、同社が広告オペレーションにかけていた総作業時間は約23万時間にのぼります。本取り組みを通じて、まずは約30%にあたる7万時間の削減を目標としています。

参照:ChatGPTで広告運用の実行スピードを大幅短縮する「ChatGPTオペレーション変革室」を設立 ~ 「ChatGPT」を適切かつセキュアに活用することでオペレーション総時間の30%を削減へ ~ | 株式会社サイバーエージェント

三井住友海上火災保険株式会社

三井住友海上火災保険株式会社は、日本電気株式会社とアクセンチュア株式会社と連携し、社内業務の効率化や事故対応サービスの品質向上に向けて、ChatGPTを活用することを発表しました。具体的には、社内マニュアルやFAQを学習した対話型AIを構築し、照会対応業務を効率化する実証実験を開始。また、高い専門性が求められる保険金の支払い業務においては社員のアドバイザーとしての役回りとなり、サービスの品質向上に向けた取り組みが進んでいます。

参照:対話型AIを活用した事故対応サービスの品質向上取組を開始 |三井住友海上火災保険株式会社

サントリー食品インターナショナル株式会社

サントリー食品インターナショナル株式会社は「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の新CMのなかで、ChatGPTを活用しました。“やさしい麦茶宣伝部のAI部長”という仮想社員が指揮をとり、人間では思いつかないようなWEBCMを制作。商品が従来に比べて甘香ばしくなったことを伝えられる、新しい表現となりました。

参照:ChatGPTで「やさしい麦茶」宣伝部の"AI部長"が誕生! 声優・白井悠介さんが逆立ちして踊って空を跳ぶ!! とんでもない新CM「やさしい麦茶、発芽大麦入りました。」篇公開 | ニュースリリース一覧 | サントリー食品インターナショナル

ライオン株式会社

ライオン株式会社は、ChtaGPTを活用した独自のAIチャットシステム「LION AI Chat Powered by ChatGPT API」を開発しました。本システムの公開にあたり、対話型AIに興味関心の高い従業員を募って、具体的な活用アイデアを出し合うワークショップも開催。実際の業務では、ペアプログラミングや企画書類の作成サポート、専門用語の翻訳など、幅広いシーンでの活用を見込んでいるようです。

参照:Azure OpenAI Service を活用した対話型生成AIを国内従業員約 5,000 人に公開|ライオン株式会社

有限会社山村乳業

三重県伊勢市にある有限会社山村乳業は、AIチャット「ChatGPT」と一緒に“食べ歩き用プリン”を開発しました。棒付きアイスのような見た目で、プリンが刺さっている本商品。従来までの容器に入ったプリンとは異なり、片手で食べられるのが特徴です。しかし、そのまま刺すだけではプリンが棒から落ちてしまい、これまでは開発に苦戦していました。そこで、同社は物理のアドバイザーとしてChatGPTを起用。さまざまな意見を聞きつつ、最終的には「プリンと棒の接触面積」や「プリンと棒の支持面積」などを加味したうえで、プリン本体の形状や棒の形状を決め、半年の開発期間を経て販売に至りました。

参照:困難だった“食べ歩き用プリン”開発 ChatGPTに解決を託した、とある乳製品メーカーの話 【プロンプト実例付き】 - ITmedia NEWS

ChatGPTの始め方・使い方

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ChatGPTの操作手順について、パソコン(ブラウザ)とスマートフォン(アプリ)それぞれの場合でご紹介いたします。

パソコンの場合

パソコン(ブラウザ)の場合は、下記の手順で操作を始めます。

1.公式サイトにアクセスします

2.アカウントを作成します

3.ChatGPTのページにアクセスします

4.質問や指示を入力します

まずは、OpenAI社の公式サイトの右上「ログイン」から「ChatGPT」を選択。右上「サインアップ」からアカウントの作成を進めます。すでにお持ちのGoogleアカウント・Microsoftアカウント・Appleアカウントでの登録も可能です。新規で登録を行う場合は、二段階認証用のコードがメールアドレス宛に送付されるため、入力し、氏名・生年月日を埋めて登録完了になります。

その後、画面中央に表示される「ChatGPTにメッセージを送信する」から、ご自由に操作可能です。質問や指示を入力することで、ChatGPTから回答を得られます。また、画面左側「GPTを探す」からは、ChatGPTのカスタマイズが可能です。専門的なIT知識は不要で、ノーコードでオリジナルのChatGPTが完成します。

スマートフォンの場合

スマートフォンの場合は、下記の手順で操作を始めます。

※iPhoneの場合はブラウザでも利用できますが、本記事ではアプリでの利用方法についてご紹介します。

1.ChatGPTのアプリをダウンロードします

2.アプリを開き、アカウントを作成します

3.質問や指示を入力します

Androidの場合はGoogle Play、iPhoneの場合はApp Storeから「ChatGPT」のアプリを探し、ダウンロードします。執筆時点では、アカウント登録がなくても使用できますが、アカウントがない状態ではチャット履歴の参照や内容の共有などができないため、基本的にはサインアップを行うのがおすすめです。

無事にダウンロードができたら、右上「サインアップ」からユーザー登録を進めましょう。すでにお持ちのGoogleアカウント・Appleアカウントでの登録も可能です。登録が完了したら、あとは「メッセージ」から質問や指示の入力ができます。

ChatGPTを利用する際の注意点

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ChatGPTは、非常に便利なツールですが、利用する際には以下のような注意点があります。

・情報が誤っている可能性がある

・著作権を侵害するリスクがある

・情報漏洩の恐れがある

情報が誤っている可能性がある

ChatGPTは、学習データに基づいて回答を生成するため、学習データに誤ったデータが存在した場合、回答にも誤りが含まれる可能性があります。利用する際には、必ず情報の正確性や引用元を確認するようにしましょう。

▼具体例

・「〇〇時代の〇〇という人物は、どのような功績を残したか」という質問に対して、実際には存在しなかった人物や、異なる人物の功績と混同した回答を生成する

・「〇〇という病気の治療法は何か」という質問に対して、最新の研究結果とは異なる古い治療法や、医学的な効果が確認されていない治療法を回答する

ChatGPTは、人間のような自然な回答を行うため、情報が誤っていても気づきにくい場合があります。実際に、野村総合研究所(NRI)の調査によれば、ChatGPT利用の不安や懸念については「回答が不正確な場合があること」が最も多く挙げられており、47.7%の方が不安を感じられているようです。

そのため、回答結果は一定レベルまで参考にしつつも、すべてを鵜呑みにしないように、利用する側が情報リテラシーをもって扱うことが重要です。

著作権を侵害するリスクがある

ChatGPTが生成したものは、そのまま利用すると著作権を侵害する恐れがあります。利用する際には、必ず確認の工程をいれるようにしましょう。たとえば広告のコピーライティングや新サービスの名称など、とくに外部に公開する場合には細心の注意を払う必要があります。

▼著作権侵害となる恐れのある具体例

・小説の一部分を ChatGPT に生成させ、それを自分の作品として発表する

・ブログ記事の内容をChatGPTに執筆させ、そのまま自分の記事として公開する

ただし、生成AIは近年急速に普及した技術のため、今はまだ法律的な事例が少ないのが実情です。そのため、とくに外部公開を前提に利用を進める際には、法律の専門家から意見を伺ったうえで取り組むようにしてください。

情報漏洩の恐れがある

ChatGPTに個人情報や機密情報を入力してしまうと、情報漏洩につながる恐れがあります。そのため、社内で利用する際には、これらの情報を入力しないことを徹底しましょう。また、入力されたデータをChatGPTが学習データとして利用できないように、オプトアウトの設定を行うのがおすすめです。この設定をしない場合、AIがデータを学習し、第三者への回答として利用してしまう可能性があるため注意が必要です。

▼情報漏洩となる具体例

・顧客情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど)を入力する

・社員情報(家族構成・学歴・職歴など)を入力する

・機密情報(会社の経営戦略・新製品情報)を入力する

実際に、野村総合研究所(NRI)の調査によれば、ChatGPTの利用により「情報漏洩リスクがあること」に不安や懸念を感じている方は26.1%に及ぶようです。

仮に情報漏洩が起こった場合、その規模にもよりますが、損害金が発生するほか、公式サイトで公表を行う必要があり、社会的な信用低下を招く恐れもあります。マニュアルや研修などを通じて、上記リスクについて社員に周知させるようにしましょう。

まとめ

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ChatGPTは、さまざまなタスクに対応できる非常に便利なツールです。すでにビジネスや教育、エンターテイメントなど、幅広い分野で活用が進んでおり、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。とくにビジネスでの利用は、生産性の向上や働き方の改善だけでなく、新しいビジネスチャンスの創出につながることが期待されています。

しかし、利用する際にはいくつかの注意点があります。利用する側のリテラシーやルールが一定求められるため、社内で導入する前にリスクの洗い出しや対策、その他にもマニュアルの整備や研修の実施などを検討しましょう。

また、ChatGPTに代表されるAIサービスの利用・開発には、IT技術に関する一定の知識・経験が求められます。とくにChatGPTを活用して、社内で新しいシステムやサービスを開発する場合は、AI技術に関して知見を持った専門の支援会社に依頼をするのがおすすめです。

株式会社オルツでは、パーソナル人工知能を中心としたAI活用やDX推進を支援しています。課題のヒアリングからコンサルティング、実証実験まで一気通貫で行うほか、実際の開発や運用などの技術的な支援も可能です。少しでもご興味のある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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