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開発 2024年2月9日

AIコンサルティングとは?活用のメリットや選び方を詳しく解説

AIコンサルティング

「AIを開発・導入したいけど、自社にAIについて詳しい人がいない…」とお悩みではありませんか。そんな企業におすすめなのが、AIコンサルティングを活用することです。

本記事では、AIコンサルティングの概要や活用するメリット、選び方を詳しく解説しています。AIコンサルティングを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

AIコンサルティングとは

AIコンサルティングとは、人工知能(AI)技術や戦略に関する専門知識を提供し、組織や企業がAIを効果的に活用できるように支援することを言います。

AIはさまざまな業務の効率化や自動化、精度の高い予測などを可能とする技術ですが、課題にあったものを適切に導入しなければ良さを活かせません。社内でAIに精通している人材がいれば良いのですが、なかなかそうはいかないものです。

そこでAIコンサルティングを活用すると、課題の抽出から導入するべきAIの提案、実装までプロにおまかせできます。スピーディーにAIの開発・導入を行いたい企業にとって、AIコンサルティングの活用は大きなメリットが得られるのです。

 

AIコンサルティングが求められる背景

なぜ近年、AIコンサルティングが求められているのでしょうか。ここでは、AIコンサルティングの需要が高まる背景を押さえましょう。

  • AIを導入したい需要が高まっている
  • 一方でAIに詳しい人材が不足している

AIを導入したい需要が高まっている

1つ目は、AIを導入したい企業が増えているからです。大量のデータを解析し、特徴を抽出する技術「ディープラーニング(深層学習)」により、AIは活用の幅を広げました。

ディープラーニングは複雑な判断や細かい処理が可能なので、部品の不良品検知やAIアシスタント、株価予測などで活用されています。このようなAIの発展により、業務効率化や自動化を目的として自社にもAIを導入したいと考える企業が増えました。

データとしても需要の増加は顕著に現れています。総務省が公表している「令和4年 情報通信に関する現状報告の概要」によると、AI主要8市場(※)において、日本の2020年度の売上金額は5133,000万円、前年度比で19.9%も上昇しています。2025年度には1,200億円に達すると予測されていることからも、今後まずます需要が増えると考えられます。

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引用:令和4年 情報通信に関する現状報告の概要|総務省

 

(※)AI主要8市場…①機械学習プラットフォーム、②時系列データ分析、③検索・探索、④翻訳、⑤テキスト・マイニング/ナレッジ活用、⑥音声合成、⑦音声認識、⑧画像認識

一方でAIに詳しい人材が不足している

2つ目は、企業内にAIに関する専門知識をもった人材が不足しているからです。需要が高まっている一方で、AI開発や導入について指揮がとれる人材がおらず、自社の課題に対してどのAIサービスが適しているのかを判断できない事例は珍しくありません。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が行った調査によれば、AI導入上の課題で最も多かったものは「自社内にAIについての理解が不足している」ことでした。

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引用:人工知能(AI)の導入や活用に必要なAI人材|独立行政法人情報処理推進機構

また、AI導入を推進したり活用したりする「AI人材」も不足していると感じている企業が多く、特に「現場の知見と基礎的AI知識を持ち、自社へのAI導入を推進できる従業員」は70.1%、「AIツールでデータ分析を行い、自社の事業に活かせる従業員」は69.0%もの企業が不足していると感じています。

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引用:人工知能(AI)の導入や活用に必要なAI人材|独立行政法人情報処理推進機構

このように社内にはAI関連を任せられる人材がいないと感じているため、AIに詳しいコンサルティングに依頼して「適切な提案を受けたい」「実装まで伴走してほしい」と考える企業が増えているのです。

 

AIコンサルティングを活用するメリット

AIコンサルティングを活用すると、AIのプランニングから開発、実装まですべておまかせできるメリットがあります。ゼロからAIについて理解する必要がなくなるため、スピーディーに導入したい企業にぴったりです。

また、AIコンサルティングをはAIを理解し、活用するための教育も行っています。先述したAI人材不足の課題についても、AIコンサルティングの教育を受けることで、解決できる可能性が高まります。

AIを導入したい、活用したいと考えている企業にとっては、AIコンサルティングを活用することに大きなメリットがあると言えるでしょう。

 

AIコンサルティングの選び方

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AIを導入したいと考えている企業にとってメリットの多いAIコンサルティング。需要の高まりに比例して、AIコンサルティングの数も増えているため、どこを選べば良いのかわからないと悩むかもしれません。

ここでは、AIコンサルティングの選び方を3つ挙げますので、ぜひ参考にしてください。

  • AIコンサルティングの実績があるか
  • 丁寧なヒアリングをしてくれるか
  • 難しい言葉も噛み砕いて説明してくれるか

AIコンサルティングの実績があるか

1つ目は、AIコンサルティングの実績があるかどうかです。コンサルティング会社の中にはAIが得意、ITが得意など各社で得意分野が異なります。AIについてのコンサルティングを任せたい場合は、AIに特化した実績があるかどうかを確認すると安心です。

導入したいAIの機能(画像認識、自然言語処理など)についての開発事例があるかも確かめておくと良いでしょう。

 

丁寧なヒアリングをしてくれるか

2つ目は、ヒアリングの丁寧さです。ヒアリングから自社の課題を明確にし、適したAIを提案するAIコンサルタントを選びましょう。

AI活用が目的になってしまうと本末転倒なので、自社で扱えるプロダクトになるのか、課題を解決できる内容なのかは重要なポイントです。ヒアリングから自社のAIに関する知識や課題に適した提案をしてくれるAIコンサルティングに任せることをおすすめします。

 

難しい言葉も噛み砕いて説明してくれるか

3つ目は、難しい言葉も噛み砕いて説明してくれるかです。AIは専門用語が多いため、そのまま話されても理解できないという場合も珍しくありません。自社のAIスキルに応じた説明をしてくれるAIコンサルティングは親切と言えるでしょう。

また、AIを導入したら従業員が理解して使えるように説明しなければなりません。そのためにもわかりやすい言葉で噛み砕いて説明してくれるAIコンサルティングを選ぶのがおすすめです。

 

AIやLLMの導入・活用ならオルツ

AIやLLMの導入・活用ならオルツにおまかせください。オルツでは、パーソナル人工知能を中心としたAI活用・LLM開発・DX推進を行っています。自然言語処理や音声認識、画像処理など幅広いAIに対応しており、ヒアリングした内容をもとに最適なAIをご提案可能です。

AI開発やAI導入をご検討されている方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

AIの需要が高まる一方で、AI人材の不足に悩まされている企業は少なくありません。自社にAIの知識がある人材がいない場合は、AIコンサルティングの活用がおすすめです。課題の抽出から企画、実装までサポートしてくれるため、スピーディーに導入を進められます。

AIコンサルティングを行っている企業はたくさんありますので、実績やヒアリングの内容をもとに自社に合った企業を選定してみてください。

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