2015/04/13
株式会社オルツ(代表取締役:米倉千貴、所在地:東京都江東区)は、世界初のパーソナル人工知能(以下 P.A.I.)となる「al+(オルツ)」を研究開発している企業です。
今後の更なる技術面を向上させるため松原仁氏が技術顧問に就任することをお知らせします。
このたびの顧問就任は、日本の人工知能分野のパイオニアとして知られる松原氏の豊富な経験と専門分野に関する高い知見を活かし、当社の人工知能開発の更なる技術的強化と指導をいただきつつ、開発体制を強化することを目的としています。
松原 仁氏について
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1986年東京大学大学院情報工学専門博士課程修了、同年通商産業省工業技術院電子技術総合研究所入所。同年3月 東京大学工学博士。第1回コンピュータ将棋協会賞CSA著述賞を受賞。情報処理学会ゲーム情報学研究会発足後、同協会幹事、主査を歴任。ロボカップ日本委員会、専務理事および会長を歴任。現在公立はこだて未来大学システム情報科学部教授および人工知能学会会長。
就任の背景
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昨今さまざまな分野で注目度が集まる人工知能は、2027年には4.8兆円の産業にまで成長すると予測されています(ガートナー社調べ)。
同分野に於いてアジア最先端の企業を目指す弊社は、積極的に内外の知見を取り入れていくことを戦略の柱と位置づけています。松原仁氏には人工知能についての高度な知識と経験を元に、弊社の人工知能開発及びプロダクトへのアドバイスをいただくこととなります。
これにより、弊社の技術レベルの向上とプロジェクト進行のスピードアップを図り、人工知能を利用したより良い社会の実現に向けて邁進して参ります。
al+(オルツ)とは
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al+では、利用者が普段利用している様々なSNSやアプリケーションと連携し、自動的に利用者の思考を学習。アプリケーション上に仮想的な利用者の人格のコピーを生成します。
人工知能エンジンには三段階のレベルが実装されており、各人工知能エンジンの連携が、より柔軟で人間らしい思考を実現します。
また、al+利用者全体の利用動向を常に解析しており、一利用者からは得られない思考についても擬似的な社会から自己学習する機能を有しております。利用者数の増大と共にその思考精度は加速度的に向上していき、それは利用者一個人の思考を学習する精度をも向上させます。
これらの実装により、利用者個人の人格をより正確に再現する人工知能、P.A.I.が実現されていきます。