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2019/04/02

人工知能開発のオルツ、高速データ転送技術「RaySync」のYunyuと提携 コンピュータ演算分散処理サービス「alt emeth」でデータ転送を高速化する共同研究開始

株式会社オルツ(本社：東京都千代田区、代表取締役：米倉千貴、以下「当社」または「オルツ」)は、

Shenzhen Yunyu Technology Co.,Ltd.（本社：中国深セン市、代表取締役：Walken 、以下Yunyu）と提携し、オルツがサービス提供を予定しているコンピュータ演算分散処理サービス　「alt emeth（オルツ・エメス）」上で広範囲に広がるコンピュータリソース間のデータ転送を高速化していく研究を開始します。

【提携の内容】

このたびの提携で、オルツが提供するサービス「alt emeth（オルツ・エメス）」上で「RaySync」を利用することにより、AIや量子コンピューティングでの演算データの高速転送や、GPUレンダリングサービスでの高速転送について各種研究を開始いたします。膨大なコンピュータ演算能力を集積する「alt emeth」を活用することで多岐にわたるサービスへの応用の途を広げて参ります。

【「alt emeth（オルツ・エメス）」とは】

「alt emeth」は、分散コンピューティング技術とニューラルネットワーク技術を組み合わせて実現した非中央集権型の新たなアーキテクチャで、インターネットを介して世界中に散在するパソコンやサーバーの余剰能力をネットワーク化し、人工知能の学習に必要な大規模な演算処理能力の確保を可能にするプラットフォームです。

その門戸を様々な用途の利用希望者に広げ、AIの演算はもちろん、量子コンピューティングやCGレンダリングなどに活用されることで、より効率的かつ利便性の高い分散コンピューティングのシェアリングモデルとして世界有数の演算能力確保を目指します。

コンピュータ演算分散処理サービス「alt emeth」にリソースを提供する「参加者」は、大規模な演算を利用したい「利用者」の仕事をこなし、そしてその報酬の配分を得ることが出来ます。「利用者」はこのブロックチェーンを活用した演算処理のシェアリングモデルによって、膨大なコンピューティング投資を行うことなく、より安価なコストで大規模な演算処理サービスを利用できることを目指しております。

■Shenzhen Yunyu Technology Co.,Ltd.とは

高速データ転送技術を提供する中国深センを本拠地にするIT企業です。大量のデータを日常的に扱う時代が到来しても、その根幹であるファイル転送の効率化、高速度化は未だ取り残された状態でした。これを解決するために、ファイルを小さなパケットに分割して高頻度レートの通信でピアツーピアで転送する技術を実用化、帯域幅のパフォーマンスを最大限に引き出し、特に回線の細い地域や海外の拠点との間での長距離転送、大容量ファイルの転送などに大きなアドバンテージを持っており、お客さまからの高い評価も頂いております。

• Shenzhen Yunyu Technology　CEO Walkenよりコメント

このたび、オルツと提携して我々のサービスで培った構想データ転送ソリューション「RaySync」の販売及び「alt emeth」上で「RaySync」をご利用頂くための各種研究開発を一緒にできることを大変嬉しく思っています。我々の技術ライセンスやサービスがAI関連、量子コンピューティングの演算などで利用され社会貢献ができるよう両社で力を合わせて研究、共同サービスの研究に着手します。これからの両社の活動をご期待ください。

※P.A.I.とは

「P.A.I.」とは、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIです。「P.A.I.」はオルツの登録商標です。

記載されている製品名・会社名・サービス名・ロゴは、各社の登録商標または商標です。