文章における意味表現解析についての研究を強化
パーソナル人工知能(P.A.I.)『al+(オルツ)』を開発する株式会社オルツ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:米倉 千貴)は、英国リバプール大学のダヌシカ・ボレガラ准教授を技術顧問として迎え、文章における意味表現解析についての研究を強化いたします。
オルツはパーソナル人工知能開発において、コミュニケーションの中核を司る自然言語処理技術を最優先課題の一つとしています。人間による自然言語での入力を人工知能が正確に認識することは、その後のすべての処理の土台となります。
ダヌシカ・ボレガラ氏は、文単位での意味表現の学習及び解析の権威で、自動質問応答システムなどの高度な研究で高い評価を得ています。また、「深層学習(近代科学社)」や、「東京大学工学教程 情報工学 知識情報処理(丸善出版)」などの人工知能関連技術研究の重要書籍の著者の一人としても活躍されています。 この度の招聘で、オルツが開発を進めるパーソナル人工知能にダヌシカ・ボレガラ氏の知見を導入し、マン・マシン・インターフェイスのもっとも重要な位置を占める自然言語入力部に、さらなる高い精度を実現することを目標としています。
ダヌシカ・ボレガラ氏について
情報理工学博士 英国リバープール大学准教授
東京大学大学院情報理工学系研究科で博士課程修了。
東京大学大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻の助教、講師。
英国リバープール大学計算機科学科の准教授として、自然言語処理、ウェブ・データマイニング、人工知能と統計的機械学習分野の研究と教育活動。 英国工学および自然科学振興会(Engineering and Physical Science Research Council)の科研費審査員を担当。
2017/06/01
リバプール大学のダヌシカ・ボレガラ准教授が オルツの技術顧問に就任しました
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