オルツ、教育機関向け「世界史GIJIROKU」音声認識強化エンジンをリリース

　デジタルクローン、P.A.I.（パーソナル人工知能）※1 を開発する、株式会社オルツ（本社：東京都港区、代表取締役：米倉千貴、以下「オルツ」または「当社」)は、「AI GIJIROKU（AI議事録）」https://gijiroku.ai/ の業種別音声認識機能として、教育機関向け「世界史」音声認識強化エンジン「世界史GIJIROKU」の提供を開始しました。

＞＞AI GIJIROKU のご導入に関するお問合わせ＜＜

https://gijiroku.ai/company-contact/

【高まる教育機関での授業の音声文字化】

　各種教育機関や学習塾などは、現在、早急な教育のオンライン対応を迫られています。授業の音声文字化は、効率性のみならず、学習者の理解力を高める要素が重視されており、当社のAI GIJIROKUご利用者の皆様からご要望を多数いただいています。

【現状の課題】

　教育機関でも様々な音声認識エンジンを試していますが、汎用的なエンジンでは教育分野ごとの特殊用語などに対応できず、教育現場の求める精度に達していませんでした。

【教育機関向け音声認識強化エンジンについて】

　この課題を解決するため、オルツの「AI GIJIROKU」の業界分野別音声認識強化エンジンの一つとして、「世界史」に特化した音声認識モデルの学習を進めてまいりました。

　この「世界史GIJIROKU」により、授業内容の高精度な音声認識が可能となり、授業記録の効率化を図り、学習者の理解の手助けとなることとなると自負しています。

　先に発表した「日本史」と併せ、他学科のモデル生成も進めております。

　オルツでは、教育機関の皆様が新しい教育様式に素早く対応できるよう、利便性を追求してまいります。

【APIの提供について】

　現在、教育機関に提供されるeラーニングなどの各種アプリケーションに「世界史GIJIROKU」の機能を簡単に導入できるよう、APIの準備をしています。

　音声認識技術が様々なサービスの上で当たり前の入力手段として機能するよう、開発を進めてまいります。

【AI GIJIROKUとは】

　組織における従業員一人ひとりの生産性向上は、いまや私たちが取り組むべき最も重要な課題の一つです。オルツの研究チームはAI関連技術を活用することで、従来、録音音声の書き起こしや手書きメモを手入力することが基本であった議事録を、リアルタイムにテキスト化する「AI GIJIROKU」を開発しました。オルツでは効率化された会議を「スマート・ミーティング」と定義し、会議の可視化だけでなく最適な社員の働き方について具体的なソリューションを提供し、また、昨今の重要な課題であるリモートワーク対応など、社会課題の解決に貢献していきます。

◆「AI GIJIROKU（AI議事録）」公式サイト

https://gijiroku.ai/

◆「AI GIJIROKU」コンセプト映像